新年明けましておめでとうございます。
旧年中は格別のご厚情を賜り、厚く御礼を申し上げます。
さて、昨年は、5月8日から新型コロナウイルス感染症が「5類感染症」に移行したこともあり、旅行需要が拡大し、訪日外国人旅行者数もコロナ前の水準に戻ってまいりました。
また、10月1日には「改正地域公共交通活性化再生法」が施行されましたが、このことにより地域鉄道に関する事業者、地方及び国の役割が整理され、これらの主体の協議で合意された再構築方針に基づき、地域の公共交通が再構築されていく道筋が明確になりました。
このような中にあって、当協会の会員事業者にあっては、近年毎年のように発生していた自然災害による鉄道施設の甚大な被害がなかったこともあり、沿線住民に対する需要喚起の取組、旅行需要の拡大に
対応した増客のための取組、及び物流の2024年問題に対する対応等に対して、腰を据えて取り組む
ことができたものと思います。
東北鉄道協会においても、会員の技術力の維持・向上を目指して、鉄道信号・通信研修やトレインアテンダント・スキルアップ研修in会津の実施、会津鉄道・IGRいわて銀河鉄道の実施した訓練への参画、鉄道技術・安全アドバイザーによる相談会の開催等を積極的に取り組むことができました。
本年は、東北鉄道協会といたしましては、昨年会員事業者で発生した脱線に端を発した長期運休等を念頭に、引き続き会員の技術力の維持・向上を目指した取組を展開して参ります。
いずれにいたしましても、私ども鉄道輸送に携わる者としては、旅客や物資の安心・安全な輸送が
一丁目一番地です。本年も気を緩めることなく努めて参りたいと思います。
結びに、今年が皆様にとりましてすばらしい光明の年となりますことを祈念申し上げますと共に、東北鉄道協会、東北地方・函館地域の地域鉄道に対しまして、一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
令和6年 元旦
東北鉄道協会会長 澤田 長二郎
協会名 | 東北鉄道協会 |
所在地 | 〒983-0841 宮城県仙台市宮城野区原町一丁目2-1(仁木ビル2F)Google Mapで見る |
業務 |
鉄道事業経営に関する調査、研究 共同利益についての協力 会員相互の技術力共有 官公庁に対する請願・陳情 事業経営資料の頒布 会員相互の親睦・意見交換 |
TEL | 022-291-9787 |
発足 | 昭和22年9月28日 |
会員 | 19社 |
鉄道事業使命達成のため、事業の健全な発達、共同利益の増進、会員相互の親交。
会長 |
津軽鉄道㈱代表取締役社長 澤田 長二郎 |
副会長 |
会津鉄道㈱代表取締役社長 鈴木 重敏 |
岩手開発鉄道㈱代表取締役社長 岡田 真一 |
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専務理事 |
東北鉄道協会事務局長 髙橋 浩也 |
理事 |
青い森鉄道㈱代表取締役社長 千葉 耕悦 |
三陸鉄道㈱代表取締役社長 石川 義晃 |
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秋田内陸縦貫鉄道㈱代表取締役社長 吉田 裕幸 |
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監事 |
山形鉄道㈱専務取締役 押切 榮 |
福島臨海鉄道㈱代表取締役社長 依田 敦 |
(順不同)
津軽鉄道(株)、弘南鉄道(株)、青い森鉄道(株)、(一財)青函トンネ記念館、八戸臨海鉄道(株)、三陸鉄道(株)、IGRいわて銀河鉄道(株)、岩手開発鉄道(株)、仙台市交通局、仙台空港鉄道(株)、仙台臨海鉄道(株)、秋田内陸縦貫鉄道(株)、由利高原鉄道(株)、山形鉄道(株)、阿武隈急行(株)、福島交通(株)、会津鉄道(株)、福島臨海鉄道(株)、道南いさりび鉄道(株)